意訳は役に立つ

みなさんは「意訳」という言葉を聞いたことがありますか?
僕が英語を英語で理解できるようになったのは、中学と高校で教科書の本文を訳すとき、意訳することを心がけていたからだと思っています。

みなさんも、授業の前に本文を訳して、新出単語の意味をノートに書いてくる宿題があったと思います。本文を訳すときは、その章で習った新出単語を使いますね。例えば「will」だと、教科書には「〜するつもりです」や「〜でしょう、〜だろう」という訳が書いてあります。

もちろんこの訳がそのまま当てはまる文章もありますが、どんな状況にも当てはまるというわけではなく「〜するつもりです」とか「〜でしょう、〜だろう」という意味で使うことが多いから、教科書にはそういう訳で紹介されているんだと思います。きっと、教科書の著者たちが、わかりやすいように一生懸命考えてくれた訳だと思います。

そんな新出単語の訳を参考にして本文を読んだ後は、文脈に応じて「この場面、普段の日本語の会話ならなんて言うかな?」と考えることが、意訳のコツです!自然な日本語に訳す、それが意訳です。

例えば、僕が昔使っていた教科書には、こんな文章が載っていました。

I will show you a magic trick.
※magic trickは手品という意味

上の文のwillを新出単語の訳にそのまま当てはめると「私はあなたに手品を見せるつもりです」となります。しかし、誰と誰の会話かにもよりますが、自然な日本語にすると、例えばマジシャンがお客さんに手品を見せるときには「今から手品をお見せしましょう!」と言ったり、もっとカジュアルな友達同士の会話だと「手品見せてあげるよ!」になったりします。

僕の場合は、こうして意訳をした方が本文の内容をよく理解できました。そして、意訳を繰り返すうちに、その英文が頭の中にしみこんでいくような感覚になりました。

ただ、英語を英語で理解できるようになるために、意訳をすることが唯一の方法だとは思っていません。人それぞれ自分に合う学び方があるからです。その中で、意訳はひとつの方法にはなります。だからこの記事で伝えたいのは、意訳をすれば必ず英語を英語で理解できるようになるということではなく、意訳を繰り返すことで、英語を英語で理解できるようになっていった、という事実があるということです。

それを踏まえて、自分も試してみるかな、とか、自分ならこう変えてみようかな、とか、自分にはこっちの方が合っているんじゃないかな、とか、そんなふうにして自分に一番合った方法を考えるための参考にしてほしいと思っています。

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